実はうちの母が朗読をやっておりまして、サイトも持ってネットでも活動中です。身内ながらに言うのもなんですが、『フランケンシュタイン』を自分で訳しながら全文を朗読する、などという大それたことまでやっておりまして、我が母ながらに大変なことを成し遂げたものだと驚嘆したものです。現在は『三四郎』シリーズをYoutubeチャンネルで連載中。
そんな母が先日、第1回JILA朗読コンクールというもので入選を果たしたそうで、朗読の祭典というイベントに出演が決定。そこでは楽器との共演が許されるというので、こりゃあぜひとも親子コラボをやろう!ということで盛り上がったわけです。
そういうわけで茨木のり子の4篇の詩、「落ちこぼれ」「おんなのことば」「わたしが一番きれいだったとき」「倚りかからず」にそれぞれ音楽を書き下ろしました(先ほどのおしらせリンク先ではプログラムに「マザー・テレサの瞳」が入っていますが、近年のテレサ研究のあれこれなどを鑑みて「わたしが一番きれいだったとき」に差し替えとなっています)。単にBGMというよりは、言葉と音楽が密接に絡み合う『朗読とピアノのための4つの小品』とでも題したいものに仕上がりました。
朗読を生でじっくり聴く機会はなかなかありませんし、詩とピアノのためなのに「歌曲」ではない、というのもちょっと珍しいはず! 著作権の関係もあってウェブ公開も難しいかもしれませんので、ぜひぜひ11月14日、深川江戸資料館にお出かけくださいませ。出番は短いですけれど、楽しんでいただければ幸いです。
お寒くなって参りました。
お母様の朗読ご入選おめでとうございます。以前、森下先生の
惑星ダルの日常で、朗読をなさっていらっしゃる事を知って以来
YouTubeで、時々聴かせて頂いて居りました。始めて「山月記」を
聴かせて頂いた時は、迫力のあるお声が、何時ものお優しいお母様の
面影に重ならず驚きでした。生の朗読+唯さんのピアノ、夢のような
共演ですね。楽しみに出かけたいと思って居ります。。当日を楽しみに。
いつもありがとうございます。いよいよ本日ですね、楽しんでいただけるよう願っております!
コンクール入選おめでとうございます。
お近くの方ではありませんが、『朗読とピアノのための4つの小品』、楽しみにしております。
短い時間のために来ていただけるとのこと、なんだか申し訳ない気分になってくるほどです……。
もう東京にいらっしゃった頃なのでしょうか。楽しんでいただけますように!